「プラネット planet」  作詞 凪 海月


はるか 時の彼方に
めぐる 神話の世界
流れる 星のカケラを
追いかけ 願いを告げる

日暮れ 東の空に
光る 冬のオリオン
かがやく 星の世界が
ふたりを 見下ろしていた

溶けだした心は
形を失って
なにもできなくても
満たされる気がした

とぎすまされていく
凍えた感情は
かわらぬ星空に
ふたり近づけてた

月のあかりが遠く
道を照らしているよ
遠くの海鳴りさえも
やさしく聞こえてきたね

きみのかすかな声に
耳をすましていたね
なんども同じ言葉を
言えずに飲み込んでいた

遠い星の世界に
ふたりきり




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